ノスタルジー

昨日もがっつり雪(泣
よく降ります。
でも、旦那は、某国の超VIPの方が来軽だったのでおでかけ。
仕方ない、そんな時は、頑張るしかない。
というのも、ご近所の大工さん家族。
以前にも書いたと思いますが、軽トラを改造して雪掻き車に
しているのだけど、それだけではなく手で雪掻きするのも
すごいスピード。
軽トラが入るところは、みんなが歩く歩道もしてくれてるし、
ウチの出入り口の坂道なんて異常な速さでかいていく。
雪掻きが下手でも誠意だけでも。
近所付き合い、普通だったらうるさく感じるかもしれませんが、
自家製沢庵や信じられないくらいおいしい野菜をくれたり。
終いには、薪をチェンソーで切っていれば
音だけで、「切れなくなっただろう」と分解して研いでくれる。
遠くで切っている音だけですよ。信じられます?
まじめに働いていれば、必ず見ていてくれるやさしいご近所。
田舎の人は、働きものです。

先週、急に暖かくなったし、お客様も居なかったので久々に実家に。
気がつけば祖母が亡くなって三回忌。
彼女も死ぬほど働きものだった。
死ぬ3ヶ月前まで働き、入院して3ヶ月で旅立った。
多分、エライ称号もなければ野に咲く小さい花のような、
文句も意地の悪いこともしない生涯だった気がします。
そんなこともあり、お墓参りを兼ねて。

新年の挨拶も例年より随分早くできた気がします。
ぽかぽか陽気の中、祖母の家の縁側でお茶を。
いや〜埼玉暖かい!

そうそう昭和の映像をちょっと

ウチの銭湯。
相変わらず富士山です(笑

昔は、お礼程度で画家志望の方が一日で書いてたけど
今は、どうなんだろう。

思えば、色々なことをここで学んだような気がします。
核家族の始まりだった小さい頃、
赤ちゃんを連れたお客さんの世話はアタシ達子供の仕事。
お風呂からでた赤ちゃんを拭いてあげて、ミルクをあげて
洋服を着せるともうスヤスヤ。
お母さん達は、安心してお風呂に入ってたっけ。
でも、みんなあっという間に引越ししていった。
新居を建てたり、お風呂付のアパートに引っ越していって。
よく寂しがるアタシ達に母は、「晴れの引越し」だからと言ってた。
一番風呂にこだわる人達、
お嫁さんが信じられなくてお風呂に全財産を毎回持ってくるオバアサン、
太ももに鯉が描いてあったお姉さん、
いつも背中を流しあったお婆さん達。
今ではどうしてるのでしょうか?

そんな母のセピア色の思いを知るよしもない子供たちは

番台でおおはしゃぎ。
祖母は、ここで色々な人の悩みを聞いてあげてたんだろう。

でも桶は、いまだに、ケロリン

昭和健在!

そして今日もあっぱれな煙突。

はっはっ、日本晴れ♪

軽井沢ペンション ハイランドイン イーズ